パジェロの故障

三菱自動車の公式サイトでは、パジェロのリコール・改善対策情報を掲載している。ここでは、パジェロのリコール・改善対策情報のうち、新しいものの概要を掲載しておく。リコール・改善対策情報については常にチェックし、自分の愛車が該当していないか確認をしておきたい。

なお、リコールと改善対策では、次のような違いがある。

リコール:
事故を未然に防止し、ユーザーなどの保護を目的とする。自動車が道路運送車両の保安基準に適合しなくなる可能性のある状態、または適合していない状態で、原因が設計・製作の過程にある場合に、国土交通省に届け出て、自動車を回収して無料で修理する制度。
改善対策:
自動車は道路運送車両の保安基準に不適合な状態ではないが、安全上または公害防止上放置できなくなる可能性がある場合、国土交通省に届け出て、自動車を無料で修理する制度。

〈改善対策〉【2008年7月3日】パジェロのブレーキ(ハイドロリックブースター)について

液圧式制動倍力装置用蓄圧器(アキュムレータ)において、製造工程の作業が不適切なために内部の樹脂膜(ダイヤフラム)が損傷している車両がある。損傷したままの状態で使用を続けるとダイヤフラムに亀裂が生じ、当該アキュムレータ内の窒素ガス量の減少に加え、次の不具合が生じる。

①急制動時に、ブレーキの効きが遅れる場合がある。
②長時間放置し、エンジン始動直後にブレーキを使用した場合、ブレーキ操作に必要な踏力が増大する可能性がある。

パジェロのエンジンを始動し、駐車(停車)状態でブレーキペダルを操作したとき、不具合がある場合にはエンジンルームより異常音が発生する。

改善措置として、全車両のアキュムレータの製造ロットを確認し、該当する車両に関しては良品と交換する。

車名 型式 通称名 改善対策対象車の車台番号の範囲および製作期間 改善対策対象車の台数 備考
三菱 LA-V63W パジェロ V63W-0100002~V63W-0400109
平成12年8月2日~平成15年8月26日
892台 液圧式制動倍力装置(ダイヤフラム式)装備車
GH-V65W V65W-0000011~V65W-0002460
平成11年9月3日~平成12年7月24日
2,234台
TA-V65W V65W-0100001~V65W-0400104
平成12年8月2日~平成15年8月23日
1,527台
KH-V68W V68W-0000011~V68W-0400101
平成11年8月4日~平成15年8月20日
2,228台
LA-V73W V73W-0100007~V73W-0400149
平成12年8月2日~平成15年8月26日
4,189台
GH-V75W V75W-0000019~V75W-0013549
平成11年9月2日~平成12年7月26日
12,529台
TA-V75W V75W-0100001~V75W-0400127
平成12年8月2日~平成15年8月26日
7,105台
KH-V78W V78W-0000018~V78W-0400104
平成11年8月4日~平成15年8月23日
10,417台
  計8型式 計1車種 (製作期間の全体の範囲)
平成11年8月4日~平成15年8月26日
計41,121台  

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